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はじめに 障害者自身が自活できる自立をめざして。
「土の子陶房」は障害者の自立を促すためのリハビリテーション施設です。ここでは陶芸作品づくりを通して肉体的機能の発達を促し、創作を通じて精神的機能の開発と発達を促すことを目的としています。
現在約80名の障害者が作品づくりに取り組んでいますが、彼等の作品は自由闊達で何ものにも捉われない豊かな表情をしています。しかしながら、ここで特筆すべきは彼等の作品は一般に福祉、障害者の作品と一目で分かるといったレベルをはるかに超えていることです。これは実際に彼等の作品を見ていただければ一目で感じとって頂けることでしょう。
この彼等の実力を評価して浮上したのが、「作品の商品化構想」と「障害者のための新しい福祉構想」です。
この2つの構想が相乗的に作用することによって障害者の真の自立を達成しようとするものです。
また作品を商品化することによって、障害者の作業所が一般企業と同格の企業として存立し、経営・経済的にも自立することを目指すものです。
授産施設からの脱却。経済的な自立は、障害者の自立であり、福祉施設の自立でもあるわけです。
自由経済社会の一翼を担い、障害者も健常者も意識することなく共に役割を果たす不可欠な関係を築くことこそ、この構想の意図するところです。


「土の子陶房」の作品は、他の障害者福祉施設の作品では感じられない高度な芸術性を秘めています。それは縄文土を使い、土器焼きという素朴な素材感と彼等の表現の自由さがみごとにマッチしているからです。
彼等の作品の自由さは、芸術の専門教育を受けてきた者が表現する自由ではなく、生まれながらに携えている心に自由さを失わずにいることに由来していると思われます。学校教育の中で先生に評価されることを見越した技術的な完成度ではなく、自分自身が由とする心の表現が彼等の作品の魅力です。ここに彼等の作品の芸術的価値があるのです。
見る者の心をホッとさせるのは、何ものにも捉われない自由さを感じさせてくれるからではないでしょうか。

SATOCHAN
このホームページに掲載いたしました作品は「土の子陶房」のほんの一部にすぎませんが、作品を通して何かを感じとっていただければと思います。


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