第９回 作品展 土の子



今回は　ある本のリードとなっている格言とともに　展示しました


２００４年
Part�T　岸和田市立文化会館展示場　２月20日(金)〜22日(日)
Part�U　デイセンターせんなん　２月27日(金)〜29日(日)

あるインディアンの神話 人間が創られるとすぐに、神々は臨時の会合を開いた。 すぐに話し合わなければならない問題があったからだ。 人間は人生の秘密を知ってはならない、 ということで神々は合意していたが、 しかし　その秘密をどこに隠しておけば、 永遠に人間に見つからずにすむのだろう？ 「高い山の頂に隠せばいい」とある神が提案した。 「人間は　そんなに高くまで登れないだろうから」。 しかし、他の神々はすぐにその提案を却下した。 「今は確かに　登れない」と神々はいった。 「しかし、将来は登れるようになるだろう」 それと同じ理由で、 秘密を海の底に隠すという案も却下された。 「人間は想像力に富む生きものだ。 いつの日か、海の底も探検できるような方法を考え出すだろう」 このように、次々に案は出たが、次々に却下されてしまった。 しかしついに、ある神が完璧な解決策を思いついた。 「秘密を　人間の心の奥深くに　隠せばいいのだ。 人間はそこを探そうとは　決して思わないだろう」 そして神々は　そうした。 「人は仕事を通じて幸せになる」ジョシュア・ハルバースタム著より

世界の頂点に君臨する玉座に すわれたとしても、 その上にはまだ自分自身がいる。 モンテーニュ	↑縄文灯 ↓流木との展示→
誰もが 何者かになりたいと思っている。 そして誰も成長したがらない。 ゲーテ	ゥゥ人間とはいったいなんだ？ 生涯でやるべきことが、 寝て食うだけであるのなら。 「ハムレット」第４章・第４場
道を知る前は 木を切り 水を運ぶ 道を知った後は 木を切り 水を運ぶ 老子	今回の展示は Tsuchinoko作品だけでした 新たな分野にも チャレンジしようと 考えさせられました	なれたかもしれない自分になるのに、 遅すぎることはない。 ジョージ・エリオット
旅に終わりがあるのはよいことだ。 しかし、 その旅の終わりで一番問題になるのは、 旅の中身である。 アーシュラ・ル・グィン	毎年熱心に ご来場いただいている皆さん ありがとうございました 来年を　お楽しみに！	あなたの許しなしには、 誰もあなたに能力がないと 思わせることはできない。 エレノア・ルーズヴェルト

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